10月の夜中、ドーハでの試合が終わった後、一緒に部屋で観戦していた
友人と別の友人宅に乱入し、朝まで自棄酒を飲んだ。
8年前の夜中は、終わった瞬間は何が起こったのかしばらく理解出来ず、
1分くらいしてから、喜びのあまり4年前に自棄酒を飲んだ友人に電話して、
朝まで話し込んだ。
そして、
今回北朝鮮に勝ってすんなり決めましたな、W杯。
うれしいのはうれしいんだけど、なんだろう、ヘンな気分。選手たちの言い草
ではないけど、すごい私もほっとした気分。
最終予選の組み合わせが決まった時から、このグループは勝ち抜けられる
だろうとは思っていたけど、そうゆう状況での不安感というのは初めてだった
からかもしれない。強豪国のファンも時々はこうゆう気持ちになるんだろうか
ねぇ。
ま、90年W杯の予選を思うと、日本も生意気(笑)な国になったもんだ。「突破
して当然」だもんね。たった10数年の話なのにね。
試合内容に触れると、やっぱり無観客ってのは結構影響したんだろうかね。
前半はかなりひどかったからねぇ。狙い通りかどうかは知らないけど、後半
大黒が入ってからは、ボールが動くようになって、これならまぁいずれゴール
は決まるだろうな、と思ったけど。
まぁなんにしても状況的に引き分けでもOKなので、見てる分あまり盛り上がら
なかったというのもあるかも。上記した安堵感にもリンクしてるかもしれないか
な。
次の日、会見でヒデが厳しいこと言ったけど、まぁ至極まともな話だわな。と
いうか選手自身だってそれくらいはわかってるだろう。まぁ、おめでたい会見で
あえてそれを言うヒデは日本人らしくないですな(笑)。
最悪のシナリオは逃れて、これで新たに1年の猶予が出来たわけですが、3
年というのは、チームが成熟していく重要な時期でもあるので、これから1年
の親善試合は今まで以上に内容を厳しく問うていかねばならんだろうな。
この先どうなるか、不安もあるけど楽しみもある。
ま、選手たちにはおめでとうは言っておこう。